懐かしいな 紳士服売り場 その1
意外と知らない紳士服
若い頃から20年くらい紳士服やってました
思ったんですけど 店員も意外と知らないんです
なのでずいぶん勉強しました
人生初の勉強です (学生時代したことが無い)
販売士の資格取ったり 毎月出る紳士服の本買って
歴史から用語 生地や柄の暗記 流行の小物や
ネクタイやワイシャツ フォーマルスーツの事など
お客様に わかりませんとは言えませんからね
メーカーさん来ると聞いたり 家に帰ってからも
夜中まで勉強 夢にまで出てきました
なのに知りたいし 楽しいんです
なんかね スペシャリストになった気分でした
人事異動の時 行きたくない売り場ナンバー1でしたね
その他の売り場は なんとかなるけど 紳士服は
覚える事多いし 男性相手だし 偉い人来るから‥とか
ヒマなようですが
時期になると 委託商品の返品作業があります
委託とは メーカーさんから借りてる商品
新しい商品が入荷すると 段ボールにスーツを
しわにならない様たたんで入れ返品します 多い時は
大きい段ボール30個位 300着を一人でやります
しかも メーカーは一社だけではないんです
ガムテープで貼って ダンボール箱組み立てから
始まり 入れ終わって結束バンド2~3か所
台車に乗せるのも 下ろすのも 送り状書くのも大変
スカートがめくれようが 大股になろうが持ち上げます
終わって なんか指ヒリヒリするな~と思ったら
手の指の腹が すりむけ血が出てる! 痛いより先に
商品に血が付くと大変なので 10本分絆創膏貼った
事もあります
なぜそうなったかって?
たたむ時 繊維に指の油分を取られるからです
50着ぐらいは何んともないけど さすがにあの時はね
入荷の時は ハンガーに掛かってくるので
サイズチップ付けるだけです
懐かしくも楽しかった紳士服時代でした
See you~
紳士服アドバイザーままちゃん